デキる薬剤師

【転職体験談】病院薬剤師からベンチャー企業に転職!明らかに伸びた能力7選

転職して爆伸ばした能力7選

薬剤師の皆さんこんにちは!

違う職場や違う仕事に興味はあるけれど、アラサーにもなって転職するのは腰が重い…

一から新しいことをやっていけるのか、不安が大きい…

そんなお悩みありませんか?

今回は、「800床弱の総合病院」で薬剤師として働いていた私が、「オンライン薬局」を運営するベンチャー企業に転職して何が変わったのか、何を得られたのかということをお話ししていきたいと思います!

私が転職して明らかに伸びたこと、成長したポイントをご紹介しますが、これらをあらかじめ意識できると、絶対転職後の成長スピードも格段に上がります!

病院薬剤師時代に磨かれた能力は主に2つ

コミュニケーション能力

病院薬剤師の仕事は幅広く、調剤室で調剤・疑義紹介・麻薬管理・DI業務・お薬窓口業務・入院患者対応、この基本的な業務に加えて論文製作や院内発表、会計、外来に貯蔵している薬の管理などもあります。

関わる人は幅広く、他の薬剤師、医師や看護師、患者と主に毎日話をします。

特に患者さんと話す際は、外来窓口ではすぐにお薬を渡せるように簡潔に伝えることを心がけ、逆に入院患者さんとお話しするときは不安を和らげられるようにゆっくりと話すことが多かったです。

皆さんの職場ではどうでしょうか?

私は、相手によって話すスピードや話し方を変えたりと、相手の状況や立場に合わせて立ち振る舞う能力がついたと感じています。

スケジュール管理能力

あまり入院患者さんと話していると薬歴を書く時間がなくなってしまうし、人と話して情報収集することも大事ですが、調剤室がまわっていなかったらヘルプに行かなきゃいけなかったりと、時間の管理がかなり問われます。

人によって定時に速攻で帰る人もいれば、17時になってから当日の薬歴を書き始める人もいます。

私は薬歴の下書きを作っておいてから患者さんとお話しして、その後すぐに完成させる、などを行っていました。

しかし、先輩方は抱える入院患者数も私より全然多いし、抗菌薬のTDMも何件も持っているのに、患者対応も丁寧で申し分なく、残業もしない。本当にすごいなあと思っていました。

私のスケジュール管理はまだまだでしたが、優先順位をつけて行動する力は病院で働いて格段に身につけられました!

ベンチャーに転職して明らかに伸びた能力7選

正直に言うと、転職して半年は、毎日が学び&成長の連続です!(2年半経った今もかも…笑)

ベンチャー企業で2年半もまれてきた私が、特に身についたなと思う7つの力をお伝えします。

これは社会人として医療現場外で働く際に絶対に必要な力ですが、逆に病院や薬局で働いているとこれは身につかないと言うものばかりです。

逆にこれを意識できていれば、転職後も成長が早いと思うので、ぜひ参考にしてください!

① タスクを作り出す思考

これは私が本当に一番苦労した部分で、今も意識して磨き上げている部分です!

「タスクを作り出す思考」というのは何かというと、例えば「会社の経営会議で薬局を作る」と決りそのタスクオーナーを任された場合、「薬局を作る」ために「いつまでに何をしないといけないのか」を一から自分で考えないといけない、ということです。

トクちゃん
トクちゃん
そんなの無理でしょ、、絶対抜け漏れがある、、、

私もそう思って途方に暮れていた時がありました。

トクちゃん
トクちゃん
何をどう考えて、何から自分は始めていけばいいかわからない。だって今まで仕事を作り出すことに頭を使ったことがなかったですもん。

ですよね!!!笑 めっちゃわかります笑

転職したての頃は、先輩によく「壁打ち」をしてもらっていました。

「壁打ち」とは、行き詰まったときに、自分が考えていることを先輩にぶつけて、次どう考えて動けばいいかということを話しながら自分で思いついたり、先輩にアドバイスもらって次の行動や問題の本質を見つけていく作業です。

転職して2年半、私はやっと「タスクを作りだす」ことを当たり前のようにできるようになりました。

<タスクを洗い出すコツ>
・目標が実現した未来を詳細に想像する
・思いつくタスクをまず紙に書き出す!
・時系列を整理する
・関係する外部(保健所・厚生局・外部企業など)に連絡をすぐ取って、提出する書類はこれで間違いないか、いつまでに行えばいいかを把握しておく

最初はこんな感じでとにかく「何を」「いつまでに」やればいいかを明確にしていきます。

ある程度先が見えてきたと思ったら、リスク要因になり得るものを考えて、それに対する対処を考え、その対処の中でも比較検討をして、一番費用対効果が高いものを選んでいくことが大事です!

トクちゃん
トクちゃん
こんなの学校でも病院でもやってこなかったよ…

そうなんですよね。でもやればやるほど、考えれば考えるほど、後天的に身についていくスキルですので、諦めずに!安心してください!

② タスク管理能力

「タスクを作り出す」作業で数十以上のタスクが目の前に出てきて、果てしなく思うこともあります。(頭がパンクしますよね…)

たまにタスクを付箋に書いてPCに貼ったりする人もいますが、一つ一つ書いていたらキリがない量ですし、見積もりをもらって検討したりと、1日ですぐ終わるタスクばかりではないと思います。笑

そんな時は絶対にPC上に、タスクをメモしておきましょう!

何にメモしてもいいのですが、私はMacのPCを使っているので、純正のメモに記載しています。例えばこのような形で分類ごとにメモしています(薬局立ち上げ周りの一部を抜粋)

Macのこのメモ機能の優秀なところは、無駄な機能がないこと、そしてタスクが終わったらチェックを入れると自動的に一番下の目のつかない場所に移動することです。

そのため、メモ機能を上から見て、タスクを行っていけばいいのでとても楽!

何より、たまに上司に「今何の仕事抱えてる?」など聞かれるので、そんなときにこれを送るだけで簡単に自分の考えているタスク量を共有することができます。

自分が行っているタスクはメモやNotionなどどこでもいいので、毎日書きながら進めましょう!

目的毎にどのタスクが終わっていてどのタスクが終わっていないかが明確になるので、「これやってなかった…やばい!」と言うミスもかなり減ります。

③ 資料作成能力

私は事業開発部という部署にいるのですが、新規事業の仕事をするときは、自分の頭で描いている構想などを他人に伝えるときに図式などで可視化することを心がけています。

口頭で伝えても、羅列して文字で伝えても、なかなか作り出したいシステムの構造までは1回で伝え切ることができません。最初は図や絵でイメージを提示して、相手のイメージが固まってきてから具体的な話をする方が、結果的に意思疎通が早いです。

どんな機能が備わっているのか、ユーザーはこれで何ができるのか、バックエンドで人はどのように関わるのか、そんな図式を作ります。

図式化する時は、Googleスライド(PowerPoint)やMiro、Figmaというアプリやシステムを使うと便利ですよ!

また、あなたが事業開発部署にいなくても、マニュアルや在庫管理、利用者データなどをまとめておくことはとても大事です。

すでに会社に存在するかもしれませんが、よりわかりやすく分析しやすくするためにも、自分の手を加える必要も出てくると思います。

そんな時はスプレッドシート(エクセル)を使いこなすことができたらこっちの勝ちです!

トクちゃん
トクちゃん
でも病院でエクセルの数式とかほとんど触らないんだよな…

エクセルに限らず、自分があまり詳しくないツールが、社内では当たり前のように使われていることが往々にしてあります。

業務をしながらわからないところは調べて、調べたことをすぐ実践してみる、その繰り返しをいかに早く行えるか、これが成長を速めるポイントです!

④ 話す能力・伝える能力

おそらく「話す能力」が転職する前と、転職して2年半経った今では雲泥の差だと思います。

昔は本当に人前で話をすることが苦手で、薬剤部内の朝礼で報告することも、できれば避けたい、やりたくない、そんな気持ちでした。

しかし今は、ミーティング中に突然話を振られても何かしら答えることができていますし、「相手に伝わっているな」という感覚も増しました。

また、どんな会話術の本にも書いてあることと思いますが、「結論から話す」これがとっても大事です。

結論を伝えてから何故なのか、を話すという順番を意識することで説得力が爆上がりします。

【PREP法】これができないと舐められる!社会人必須会話術!もっとうまく話せたら…そう思ったことはありませんか? 生きていく上で特に転職するなど、薬剤師ではない職種にスキルチェンジしていくときに、伝えるスキルは必須であり、逆にこれができないとすぐに世の中からなめられます(泣)わかりやすく説明する時に絶対に知っておいてほしい文章構成「PREP法」についてお話ししていきます!...

⑤ コミュニケーション能力

病院時代は話す相手によって自分の見え方自体を変えていたように思います。
(患者やカスタマーと直接関わる機会があれば態度を接客スタイルに変えることは当然ですが…)

しかし、会社員時代には、「自分」というキャラを確立させてしっかり周りに浸透させていく方が受け入れられると感じています。

<仕事がしやすいキャラの特徴>
・常に笑顔
・学ぶ姿勢を忘れない
・上司をしっかり頼る

私も心がけている途中ですが、こういうキャラやマインドでいると、とても仕事がしやすい環境が作れると思います。

不満を人に当たらない!常に笑顔でいる!

余裕がなくなったり、機嫌が悪くなると、他人に対する態度も変わる人きついですよね、、、、

どこの組織にもこういう人が一人はいると思いますが、私もこうならないように日々気をつけています(笑)

笑顔でいることが難しいくらい余裕がなくなってしまったら、「今日やばいですー!」と周りに自分の状態を明るく伝えることも大事です。

何歳になっても学ぶ姿勢を忘れない!

そして何歳になっても学ぶ姿勢を忘れず、わからないことはわからないと言いましょう!

「勉強不足で申し訳ないのですが、教えてください!」
「知識がなくて教えて欲しいのですがこれってこういうことであってますか?」
こんな言葉で聞き出すのがおすすめです。

上司には適度に、しっかり頼る笑

上司の性格や立場にもよりますが、特に直属の上司にはしっかり甘えることがおすすめです。笑

しっかり甘えるとは、誤解を招きやすい言葉だと思いますが、どんなことも頼る、という意味ではありません。

資料がある程度形になったら「今こんな感じで80%進んでます!アドバイスあればお願いします」進捗共有と共にフィードバックを貰います。上司にとってもこまめに部下が進捗共有してくれた方が、「このタスクどこまで進んでるんだ…?」と上司の不安も取り除けると思っています笑

また、困っていることがあればすぐに(強引に笑)上司のカレンダーに打ち合わせを設定して相談します。(上司によっては嫌がる人も当然いるので見極めましょう笑)

相談するときは簡潔に、
悩んでいること→ 今の状況(事実)→ そこから考えられること(解釈) → なせそう思ったのか(根拠)の順番で説明します。

それができれば、上司はどんな状況で何に悩んでいるのか、をすぐに把握することができ、次の策として考えられることを伝えてくれるはずです。

⑥ 組織育成力

部下や非常勤さんなど、組織を束ねる立場になることもあると思います。

そんな時は、「このマニュアルに従ってこのタスクをこなしてください」と伝えるだけではNGです。

やって欲しい仕事をわかりやすく伝えなきゃ!と意識する人は多いと思いますが、アクションだけ伝えても、優先順位までは細かく認識を合わせられません。
仮に時間に追われてしまうと、一番大事なことを省く、などのミスを引き起こしてしまうかもしれません。

「アクション」より「ゴール」を共有する
「内容」より「目的」を伝える

会社はどんな未来を実現したいと思っているのか、そのために具体的に誰に何を届けていこうとしているのか、という「なぜこれをやる必要があるのか」をしっかりインプットすることが大事です。

それさえわかれば、ほとんどの人間は優先順位を考えて仕事をしてくれますし、意欲ある方だとより良い方法を逆に提案してくれるようになったりと、組織も活発になると感じています。

⑦ 会社の財源や経営を考える力

病院で働いていた時は、正直病院の経営が順調なのかどうかなんて考えたことがなかったです(すみません笑)

しかし、会社では何かを契約するときや、何かを交渉するときには「稟議」というものを挙げて、社長や上司の承認をえないといけないことがほとんどです。

「稟議」を上げる際には、なぜこれが必要なのか、他にも選択肢あある中なぜこれを選んだのか、導入した先の未来はどうなることが予想されて費用対効果はどのくらいか、どのくらいで初期費用は回収できるのか、などをまとめなくて社長級の人を納得させなければいけません。

現場感で「絶対これ必要でしょ」と思う設備があったとしても、会社全体で見ると、早くキャッシュが得られそうなこっちに先に投資したいなどの背景も考えられるようになってきます。

現場の意向を反映させるためにも、そして上司に承認を得るためにも、会社の戦略に合わせて上司が首を縦に振るような費用対効果の良いものを提案していく力がつきます。

医療現場から企業に転職するには

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最後に

いかがでしたでしょうか?

今回は、ベンチャー企業に転職してどんな能力が明らかに伸びたのかをお伝えしました!

アラサーでも、転職して日々自分の社会人としての成長を感じられていて、こうして病院で働いていた昔の自分を思い出すと全然違うな、と実感できています。

自分の人生、もっと幅を広げたい!

医療従事者以外の仕事もしてみたい!

そんな私と同じ想いを抱いている方、絶対に今からでもできます!!!!!

ベンチャー企業と言わずとも、病院や薬局以外で働くならば、本日述べたことを意識するだけで成長スピードがとても速くなります!

フリーランスなどで働く未来も見えてきますので、一緒に頑張りましょうー!

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